天気の悪い週末に、家でゆっくりしながら掃除や整理をする事にしました。
京都に来る時には、ダンボールに15箱くらいあった書籍も今は4,5個程度に収まってきて、だいぶ減ってきてはいるのですが、部屋が雑然としている事もあってかまだまだモノが多いなと感じます。
どうにか減らしてみようという事で、もうあまり読まなくなった本は自炊とかせずに、どさっとブッコフにだしてしまおうかと準備をしていたのですが、ふと思いたってAmazonのマーケットプレイスに出品する事にしました。
出品自体は本のコンディションと値段と在庫を指定すればそれで終了という簡単なものですが、出品作業をしていると「これは面白かったなー」という本でも1円とかいう値段で売り買いされていてショックを受けたりとか、「こんな昔の本は誰も買わんだろう」という本が買った時の値段の2倍とかでやりとりされていたりして、モノの相場というのはなかなか難しいものだなーと思いました。
そんな事を考えながら値段当てゲームの感覚で出品の登録をしていると、どうせなら家の本を全部マーケットプレイスに登録して管理したらどうだろうかと思いはじめました。よほど気にいっている本であれば定価の数倍の値段にしておけばまず売れる事はないですし、売りたいと思った時には相応の値段にすればいいだけ。出品時にほとんど値段のつかない本は入手もしやすいはずですし、その本を持ち続けるかどうかを考えるいいきっかけになります。
いざ発送となると、送料やら梱包やら最初は慣れない事が多いので手間取りましたが、何度かこなすと出勤前にさっと発送する位はできますし、売れてくるとその辺も面白くなってきます。
とりえあえずは2週間で10冊ほど売れて、差引き半額以下で本が読めたという計算になりました。この辺の気持ちが昂じてくると、本を選ぶ時に売りやすい本とかを探しはじめたりしますが、そうなってくるとちょっと基準がずれてくるのであまり意識しない事をオススメします。
一気に本を減らせるわけではないけれど、内容を反芻しながら読みたい人のもとに送るというのは、本との別れとしては悪くないんじゃないかなと思っています。