takeshi nagayama's blog

A weblog about Design, Tech, Japan and Kyoto.

グループウェア

フランソアでコーヒー

僕のチームでは、はてなグループというグループウェアを使って日々の業務の情報共有やコミュニケーションをしてる。

はてなグループは2004年にリリースされ、その後数々の機能追加を重ねているけれど、基本的にはメンバーそれぞれの日記と共用のWikiを持ったシンプルな構成となっている。

とはいえリリースから8年、その間に組織の変化やコミュニケーションのあり方の変化もあり、それらを高度な運用によってカバーしているが、ちょこちょこと困ったりする事もある。

  • チームや拠点が増えるとグループを複数にわける
    • 管理職的な立場の人間は数々のグループを渡りあるいて情報の収集や発信を行なわなくてはならない
    • 逆にメインのグループで議論はめっきり少くなってしまった
  • 個人の日記をベースにしているので、時系列に把握しにくい
    • あっちの日記いったりこっちの日記みたり
  • チャットなどのリアルタイムなコミュニケーションに対応できていない
    • たくさんの議論や知見がIRCSkypeなど場所に流れており、それらのトピックを参照する事ができない。
  • 通知機能がidトラックバックをベースにしたメール
    • 件名が同一なのでGmailで1スレッドにまとまってしまい、見落したりしてしまう事があったりする
  • 保守モードのサービスなので古さが拭いきれない
    • こいつに手を加えてどうにかしていくのも、そろそろちょっと…

日々の進捗は毎朝ホワイトボードをと付箋を使ってMTGを行ない、チームのコミュニケーションはIRC、個別の話はMSNメッセンジャー、MTGの資料ははてなグループのキーワード、という感じ。

慣れているから普通に使いこなしているけど、こうやって文章にしてみるとよくやってるなって感じもする。

世の中にはCybozuやBasecampみたいなのから、最近はyammerみたいな社内Facebookのような製品、chatworkのようなさらにリアルタイムでコラボレーションできる製品まで、色々と同様の問題を解決するようなツールがでていて、まあツールを使えば万事が解決という事はないんだろうけど、チームの性質や構成に応じて何かしら変化していかないといけないような気がしている。

みんなどんなの使ってるんだろうなあ。